第4話 かいふくし能力

ヘルプマン

初仕事をもらったが、、

うまくいかない…

最近は女将さんの元で、民宿の仕事をしている。

民宿での仕事は、主に受付をしたり

料理をだしたりだ

だが、どれも初めての仕事で、失敗の連続だ

元々、アルバイトもした事がない

僕にはハードルが高すぎた

問題は極度のコミュ症とあがり症が相まっている

「おい、、お前、、」

怒鳴り声が聞こえる。

またしても、僕の身体は硬直してしまう。

どうやら、客同士で喧嘩が始まったようっだ…

「許さねえ」

『お前がわるいんだろ』

殴り合いの喧嘩が起きる。

大柄な男2人が取っ組み合いの喧嘩をしている。

「ちょっと、あんたたちやめて」

女将さんとミミさんが仲介に入るが、、

喧嘩は収まる事がないようだ、、

今だに僕の身体は垂直のまま固まってしまう。

「ちょっと、かいふくし、てつだって」

ミミさんがこちらを見て助けを求めてきた。

小さな女の子のミミさんまでもが喧嘩を止めようとしている。

僕は勇気を振り絞る。小さな勇気を、

拳に力がはいる。

今までにない、感情が込み上げてくる。

握りしめた、右手からは光が解き放っている。

「おい、、、これ以上は、、許さない」

僕は大きく怒鳴り声をあげる。

自分でも、驚く程の怒鳴り声だ。

大柄な男たちも、僕の右手をみて

戸惑いを隠せずにいる。

「おおおおおおおおおおお」

奇声をあげ、大柄な男たちに向かっていく

右手を振りかぶり、男に命中

男は、、床に倒れこむ。

この時、正にヒーローにでもなった気分だ。

そして、もう1人の男に睨みをきかせる。

「俺の、、拳を見ろ。 次は貴様の番だ」

『まってくれ、、俺がわるかっった』

「いや、、もう遅い、俺の拳が貴様を許しはしない」

すごく、中二病くさいセリフが出てくる。

「俺の、、かいふく拳を貴様にお見舞いしてくれるわ」

男に殴りかかる、、、

その時、倒れ込んでいた男が、立ち上がる。

『治った、長年の腰痛ヘルニアがなおった』

歓喜をあげている。

男の方に目をやると、、立ち上がり歓喜を示している。

そして、男はゆっくりとこちらに向かってくる。

「ありがとう、、君のお陰で、持病だった、腰痛ヘルニアが良くなったよ」

「それに、身体の調子がとてもいいんだ」

男は、僕に握手を求めてくる。

いまいち、状況が飲み込めていなっかたが、

急に頭が冷静になってきた。

どうやら、俺強えーはなっかたらしい。

さっきまでの、言動や行動が急に恥ずかしくなってきた。

もう1人のさっきまで喧嘩をしていた。

男もこちらに近づいてくる。

僕は、急に身体が硬直していくのを感じる…

「あの、、さっきはすまなっかた…」

男が謝りの言葉を伝えてくる。

「もし、、よかったら、俺の首のヘルニアもなおしてくれないか、、、」

男が、救いを求める様に頼み込んできた

『あの、、、手をかざして、みますね』

僕は男に求められるまま、男の肩に手を置き…

念じる、、光が掌に集まっていくのを感じる。

どうやら、この力は念じる思いによって、力を増すようだ。

「治った、、、首がまわる、手足の痺れも全然かんじない」

男が、また1人、歓喜を示し、泣いてお礼を言ってくる。

そのあと、喧嘩の理由をお互いが話してくれた。

どうやら、どちらのヘルニアが、もっとも辛いかとの口論になったらしい…

本当にどうでも良いものだった。

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